Series7700


Series7700

・概要・

営業最高速度 110km/h 設計最高速度 140km/h
起動加速度 2km/h/s 減速度 3.5km/h/s(常用最大)
4.0km/h/s(非常)
全長 18.830m 全幅 2.7320m
全高 3.880m 定員 100(58)
出力 75kW 制御装置 抵抗制御
ブレーキ方式 電磁直通ブレーキ 保安装置 M式ATS


7700系は支線区への特急の運用と、途中駅での増・解結運用を考慮して、
7000系「パノラマカー」とは異なり、運転席も1階の通常設計で1973年に登場
しました。車両構造、制御装置、客室設備は7000系と同様のものを使用
しており、名鉄の特急車の伝統でもあるミュージックホーンも搭載していることから、
ファンからは「セミパノラマカー」とも呼ばれていました。

4両編成4本、2両編成4本が日本車輌にて製造され、1983年には2両編成の
車両に対して、特急車両のグレードアップを図るため、座席の改良、白帯化
などの改良工事を受けました。1990年には4両編成の車両に対しても、
2両固定編成に編成を組みなおした上で、同様の改良工事を受けました。
この時に余剰となった中間車は、7000系に組み込まれました。

1999年1月の正月輸送をもって特急運用から退き、白帯の解除が進められ、
2003年に最後の白帯車であった7715Fの白帯が解除され、白帯車は消滅
しました。しかし、2009年7月に7711Fにて白帯車が復活しました。また、
2001年には三河線のワンマン運転に対応するために、ドアチャイムの設置
などの各種改造工事を全車が受けました。

編成組替により、最終的には2両編成8本に落ち着いた7700系ですが、部品調達が
難しくなってきたことや、車両の老朽化を理由に、2009年10月より順次廃車が開始
され、2010年2月には7709F、7711F、7715Fが残るのみとなりました。2月26日には、
定期運用が終了し、3月21日の最終運用をもって7700系、そして7000系グループの
歴史に終止符が打たれることになりました。



Gallery


走行音はこちら!!



・編成・

・7700系 先頭車・

Formation ← 豊橋 Mc
モ7700
Mc
モ7700
岐阜 → 備考
7701F   7701 7702 Picture  
7703F   7703 7704    
7705F   7705 7706    
7707F   7707 7708    
7709F Picture 7709 7710 Picture  
7711F Picture 7711 7712   白帯車
7713F   7713 7714    
7715F Picture 7715 7716 Picture  


・7700系 中間車・

Formation ← 豊橋 Mc
モ7000
M
モ7700
M
モ7700
Mc
モ7000
岐阜 → 備考
7043F   7043 7754 7753 7044    

Formation ← 豊橋 Mc
モ7000
M
モ7050
M
モ7700
M
モ7700
M
モ7050
Mc
モ7000
岐阜 → 備考
7001F   7001 7152 7757 7758 7151 7002    
7003F   7003 7154 7755 7756 7153 7004    
7019F   7019 7070 7751 7752 7069 7020    


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