B747-300/-300SR

B747-100B/SUD
B747-300/-300SR


Boeing  B747-300

・概要・

全長 70.7m 全幅 59.6m
全高 19.3m エンジン推力 24,330kg×4
20,930kg×4(100B/SUD型)
座席数 431席(300型)
452席(300SR型)
563席(100B/SUD型)
巡航速度 916km/h(300型)
895km/h(300SR型)
884km/h(100B/SUD型)
最大離陸重量 371.9t(300型)
272.2t
最大航続距離 10,800km(300型)
3,900 km
※JAL仕様の場合です   

1980年代に入り、航空機を利用する乗客の増加に合わせてJALは、
B747(ジャンボジェット)を40機以上導入して対応していました。
しかし、それでも輸送力が不足する事態に陥り、在来のB747よりも
座席数の多いB747-300を、1983年から導入しました。

B747-300はB747-200(上で言う在来機)をベースに、2階部分を
後方に7m程延長し、座席数を増加させました。また、性能面でも
B747-200よりも向上しています。

B747-300SRは飛行時間が短く、離着陸回数が多い日本市場専用
として開発され世界で4機のみ製造され、全機が日本航空に納入
されました。標準型と比べ、多くの離着陸に耐えるため、機体や
降着装置が強化されています。ちなみにSRとは"Short Range"の
略です。

また、B747-300のボディーにB747-100Bのエンジンを搭載した
B747-100B/SUDも世界で2機のみ製造され、全機が日本航空で
活躍しました。

現在JALグループでは、日本航空インターナショナル、JALウェイズの
2社で運行しています。しかし、機体の経年化などがあり、SR型・
-100B/SUD型も含め、合計16機いたB747-300でしたが、
2009年7月31日の運行を最後に全機が引退しました。

また、B747-300の引退により、日本の航空会社から航空機関士を
必要とする"3人乗務機"が姿を消しました。

画像ファイル
B747-300(B747クラシック)の特徴と言えば翼端にあるHFアンテナ

画像ファイル
エンジンはP&Wの"JT9D-7R4G2"を搭載



型式
機体番号
写真
製造番号
受領年月
抹消年月
備考
B747-346
JA812J
写真
23067/588
1983.11
 
JO73 Honolulu→成田 Last flight機
B747-346
JA813J
写真
23068/589
1983.12
 
JL3042 新千歳→成田 Last flight機
B747-346
JA8163
 
23149/599
1984.12
2008.05
 
B747-346
JA8166
 
23151/607
1985.02
2009.09
 
B747-146B/SUD
JA8170
 
23390/636
1986.03
2006.12
 
B747-346
JA8173
 
23482/640
1986.04
2007.02
 
B747-146B/SUD
JA8176
 
23637/655
1986.09
2006.04
 
B747-346
JA8177
 
23638/658
1986.10
2009.07
 
B747-346
JA8178
 
23639/664
1986.12
2006.09
 
B747-346
JA8179
 
23640/668
1987.02
2007.07
 
B747-346SR
JA8183
写真
23967/692
1987.12
2009.08
元JALリゾッチャ・白
B747-346SR
JA8184
写真
23968/693
1988.01
2008.11
元JALリゾッチャ・白
B747-346
JA8185
写真
23969/691
1988.03
 
元ようこそジャパン
B747-346SR
JA8186
 
24018/694
1988.02
2008.10
元JAZリゾッチャ・サーモンピンク
B747-346SR
JA8187
 
24019/695
1988.02
2007.07
リゾッチャ・ピンク
B747-346
JA8189
 
24156/716
1988.10
2007.07
製造最終号機


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